■こんにちは。 前回の更新から2ヶ月… すっかり寒くなってしまいました。 ■さてニュースにもなったのでご存知かもしれませんが、「片目失明者友の会」というNPO 法人 (※) が設立されまして、片目失明者を障害者認定して欲しいと訴えています。 (※2016/8/29時点では法人ではなく単なるNPOだそうです) 厚生労働大臣-片眼失明者を障害者に認定すること 片目失明も「障害者」に 富山の正垣さん認定求め署名募る 僕としては、いろいろと考えた結果、障害者認定には反対です。 →次エントリーに書きましたが考えを改めました(^_^;) 以下の考えは基本的には変わっていないのでそのまま残しておきます。 (彼らが彼らの主張をすること自体はもちろん認めますよ) ■反対する理由は簡単に言うと「メリットはそれほど無いのにデメリットがありそうだから」です。 片目失明者を取り巻く問題は確かにあります。 思いつくまま挙げると ・就職しにくい(片目ということで採用されない) ・そもそも就けない職がある(警察官、二種免許を要する仕事など) ・生活する上で不便がある(物にぶつかる、球技が苦手など) ・見える方を酷使するので疲れやすい ・見える方がいつ失明するかという不安 ・斜視や白濁などになりやすく、見た目で差別される ・医療費がかさむ(義眼代、悪い方の検査、見える方の定期検査など) ・自動車の運転ができない(免許は取れるが怖いので運転は自粛) ・生命保険に入りにくい 他にもあるかもしれません。 片目を失明すると必ず上記の問題があるわけではなく、個人差があると思います。 (自動車の運転が上手い人もいるでしょうし、警察官になろうと思ったことがないかもしれません) ■まず、障害者認定されてこれらが解決するか考えました。 (どういうかたちで認定されるか分かりませんが、6級以下でしょう) 解決すると思われるのは ・就職しにくい ・医療費がかさむ の2点のみです。 ■就職に関しては障害者雇用の枠が使えるようになり、その分有利になるかもしれません。 しかし、逆に通常の採用が今より厳しくなるのではないかという心配もあります。 つまり、はっきり「障害者」とされると「だったら障害者枠で応募してください」ということにならないか… そもそも本当に障害者枠が使えるようになるのか、という疑念もあります。 障害者枠を使う...