コーツ病について
コーツ病について
「コーツ病(滲出性網膜炎)」という眼の病気についてのまとめです。
* 以前「Neverまとめ」に掲載していた記事をそのまま移行しました。
* デザインなど読みにくい部分もありますが、おいおい直していきます。
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■どんな病気?
眼の奥で水分などが漏れる病気で、進行すると網膜剥離を起こすらしいです。
コーツ病とは、眼球内の網膜の血管に異常が起きて、血液中の脂肪物質や水分が漏れ、網膜の中や網膜下にたまる疾患。滲出(しんしゅつ)性網膜炎とも呼ばれます。
網膜血管拡張のため滲出液が網膜外網状層、網膜下腔に貯留し、網膜剥離をきたす。この結果視力が低下する。
網膜の血管の異常によって、血液から大量の脂肪様物質や水分が漏れ出て、網膜内や網膜下にたまる病気
症状は、網膜の一部の血管の壁に異常がおこり、網膜のはれ、動静脈の拡張、閉塞、出血、黄白色の浸出斑、などが生じます。眼底の周辺部より症状の進行が始まり、ゆっくりと進行して黄斑部に及び、視力は極端に低下します。さらに進むと、網膜剥離をおこします。
小さい我が子に網膜剥離が起こる!?「コーツ病」で起こる、気になる症状とは?[カラダノート] 症状や対処法・予防や治療の方法など20000件以上
■原因は?
原因不明らしいです。
遺伝性はないらしいですが、あるという話も…
よく分かっていないようです。
原因は不明です。遺伝性の病気ではありません。
この病気の原因は、よく分かっておらず遺伝性のものとも言われていますがその因子になる遺伝子も未だに解明されていないのです。
原因は不明ですが、遺伝性要因はないとされ、全身の合併症はみられません。
RetNet: Disease Table
専門的な内容で、しかも英語なのでよく分かりませんが、網膜の病気を引き起こす遺伝子の情報らしいです。
ここに「Coats disease」が見られます。
コーツ病を発症するのはどんな子?早期に発見したいから知っておきたい、コーツ病の特徴[カラダノート] 症状や対処法・予防や治療の方法など20000件以上
■どんな人が発症しやすい?
小児男子が多いようですが、成人や女性が発症した例もあるようです。
片眼だけに起こりますが両眼で発症した例もあるそうです。
幼児期に発症し、8歳頃に診断される。片眼性が多く、その他は健康である。
2歳以降の小児や10歳以下の就学児に発症することが多く、主に男子の片目だけに発症することが多いのも特徴です。ただし、女子の発症や、両眼性の発症、成人になってからの発症がみられることもあります。
■診断方法は?
視力が低下してから眼底検査で気付くことが多いようです。
幼児に発症しやすいので、気付いたときには進行していることが多いとか。
コーツ病の検査方法には主に眼底検査が行われます。眼底検査により網膜血管が閉塞していないか、新生血管の異常はないかなどが調べられます。
眼底検査や蛍光眼底検査を行い、眼底の特徴ある黄白色の滲出性変化と網膜血管の異常によって確定します。
片目の視力低下が長引くと斜視をおこすので、斜視によって病気がみつかることもあります。診断には眼底検査を行います。網膜に特徴的な滲出斑(黄色いしみ)や出血を生じます。蛍光眼底造影検査では網膜血管の閉塞や新生血管など異常血管がみつかります。
網膜剥離を起こすと眼が白く光るので、写真などで気付くこともあるそうです。
また、網膜剥離のために白色瞳孔(どうこう)となり、瞳孔の中にある白い部分が外から見ても光っていてわかることで、疾患に気付くこともあります。この白色瞳孔は、同じく子供の目の疾患である網膜芽細胞腫(しゅ)でも現れるので、区別をする必要があります。
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■治療法は?
初期であればレーザー凝固、進行していたら手術らしいです。
アバスチンを使った治療もあるとか(今のところ保険適用外らしいです)。
滲出斑や網膜剥離が軽症であればレーザー凝固を行い病気の進行を抑えます。あまり進行した場合にはレーザー凝固は効果がありません。この場合には手術を行うことがあります。
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